アーカイブ視聴「アタッチメントと発達特性から見る子どもの発達と行動」

日時:2022年6月27日(月)まで
会場:Vimeoによるアーカイブ視聴
参加費:8600円
主催:心理オフィスK
ホームページアドレスhttps://s-office-k.com/professional/seminar/semi-attachment-development
その他/備考:
■概要
 アタッチメントと発達特性は、特に子どもの臨床現場においては必ず見聞きするトピックです。アタッチメントの発達はまさに生まれた直後より始まり、発達特性もまた生まれた直後より子どもの発達に影響し続ける事を考えると、それは必然とも言えるかもしれません。
 しかし、いずれも人生のごく初期から子どもの育ちに強く関係するという事実は、時として子どもが示す行動がアタッチメント由来なのか、発達特性由来なのか判断を難しくさせる事もあります。
 また、アタッチメントの課題と愛着障害が混同されて使用されている場合もあり、そもそもアタッチメント自体が誤解されている印象も受けます。
 そのため、アタッチメントとは何か、子どもは通常どのような発達を辿るのか、その育ちが発達特性や主たる養育者などの影響を受けどのように分岐していくのか、それに伴いどのような行動上の問題が生じ、どのようにアセスメントし対応していくのかを、行動理論をベースに架空事例を交え、お話ししていきたいと思います。架空事例は児童臨床の先生方にもご協力を依頼しました。
 今回は質疑応答だけでなく、事前質問を募りそれに答えていく時間も用意していますので、日々の疑問なども是非お寄せ頂ければと思います(質問の数によっては全て取り上げることができない可能性もありますので、ご了承ください)。
 多少専門用語は使いますが、心理職だけでなく子どもに関わる様々な職種の方や保護者にも分かるようにお話します。心理職の方は1年目~5年目を想定しています。

■本セミナーで学べること
・アタッチメントの基礎知識
・一般的な子どもの発達
・発達障害や発達特性について
・行動のアセスメントと対応
(このセミナーでは対応出来ない事:愛着障害の詳しい事柄やトラウマ関連の事柄)

■講師
腰英隆 先生
 所属機関:発達支援事業所の管理者、児童発達支援管理責任者
 保持資格:臨床心理士、公認心理師
 所属学会:日本発達心理学会
 経歴:大学院修了後、引きこもりの社会復帰支援や中学校の相談員を経て、障害者支援施設にて約6年勤務。その際、行動上の問題の大きさや、それにより当事者の方々の生活だけでなく人権も大幅に制限される場面を目の当たりにし、早期支援の必要性を強く感じ現職に就く。現在では、子どもの発達のアセスメント(検査含む)と支援、関係機関との連携、調整、交渉、事業所内での人材育成、地域の幼・保園のコンサルなどを行っている。

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